setback
進展を妨げる障害としての意味
setback は、順調に進んでいた計画や状況が、予期せぬ問題によって後退したり、遅れたりすることを指します。単なる失敗ではなく、それまで積み上げてきた進捗が押し戻されるというニュアンスが強い言葉です。
例えば、病状が回復していた人が再び悪化した場合や、プロジェクトが予算不足で中断した際などに使われます。日本語では挫折や逆風と訳されることが多いですが、英語の setback は一時的な停滞や障害という側面が強く、それを乗り越えて再び前進することが期待される文脈でよく用いられます。
❌ a big setback(大きな挫折)を、人生における絶望的な破滅として使うのは不適切です。通常は、目標達成までの道のりで遭遇するつまずきを指します。
✅ suffer a setback(挫折を味わう/後退する)という表現が一般的です。
建築や都市計画における専門的な意味
建築の分野では、道路や隣地との境界線から建物がある一定の距離を離して配置することを指します。日本語ではセットバックというカタカナ語としてそのまま使われることも多いですが、意味としては後退距離や壁面後退となります。
これは都市の景観維持や日照権の確保、あるいは消防活動のためのスペース確保といった法的な規制(ゾーニング法など)に基づいた配置を指すため、日常会話で使う setback とは全く異なる文脈になります。
意味
進展の逆転、または計画やプロセスを遅らせる問題
"The project suffered a major setback when the funding was suddenly withdrawn."
資金が突然引き揚げられたため、プロジェクトは大きな挫折を味わった。
境界線や道路から物体を離して配置する距離
"Local zoning laws require a twenty-foot setback from the property line."
地域の zoning 法により、敷地境界線から20フィートの後退距離が必要である。