runtime
runtimeという言葉は、文脈によってプログラムが実際に動作している時間という時間的な概念と、プログラムを動作させるための実行環境というシステム的な概念の二つの異なる意味で使われます。
時間的概念としての実行時間
コンピューターサイエンスの文脈では、アルゴリズムの効率性を評価する際に、プログラムが開始されてから終了するまでに要した時間を指します。例えば、compile time(コンパイル時間)がコードを機械語に変換する時間を指すのに対し、runtimeは変換後のプログラムが実際に処理を行っている時間を指します。実行時間に関するエラーは、プログラムの論理的な不備やメモリ不足などによって、動作中に発生する問題を意味します。
システム的概念としてのランタイム
開発環境やインフラの文脈では、プログラムが正しく動作するために不可欠なライブラリや仮想マシンなどのソフトウェア基盤を指します。例えば、ジャバなどの言語では、ソースコードをコンパイルしただけでは動作せず、専用のランタイムがインストールされている必要があります。このように、特定のプラットフォーム上でアプリケーションを動かすための土台としての役割を強調する場合にこの表現が使われます。
意味
コンピュータープログラムが実行されている時間のこと
The program crashed during runtime due to a memory leak.
メモリリークにより、実行中にプログラムがクラッシュした。
特定のオペレーティングシステム上でプログラムを実行するために必要な環境やソフトウェアコンポーネントのこと
The application requires the Java runtime to be installed on the host machine.
そのアプリケーションを動作させるには、ホストマシンにジャバのランタイムをインストールする必要がある。