compiler
compilerは、文脈によって情報を収集してまとめる人という人間的な役割と、プログラムを変換するソフトウェアという技術的な役割の二つの全く異なる意味を持ちます。日本語では、前者を編纂者、後者をコンパイラと明確に使い分けるのが一般的です。
情報の収集と編集
書籍、名簿、百科事典などの膨大な資料を収集し、体系的に整理して一冊の本やリストにまとめる人を指します。単に書くことではなく、既存の多様な情報源から必要なものを抽出して構成するという編集・編纂のニュアンスが強い言葉です。
計算機科学における役割
プログラミングにおいて、人間が理解しやすい高水準言語で書かれたコードを、コンピュータが直接実行できる機械語に一括して翻訳するプログラムを指します。これは interpreter(インタプリタ)が一行ずつ逐次的に実行するのとは対照的に、実行前にコード全体を変換して効率を高める仕組みです。
注意すべき点
日本語でコンパイラと言う場合、ほぼ100パーセント計算機科学の文脈を指します。そのため、本をまとめる人を指してコンパイラとカタカナで表記すると、意味が正しく伝わらない可能性が高いため、必ず編纂者や編集者という言葉を選んでください。
意味
本や名簿、選集などを作成するために、様々な情報源から情報を収集し組み立てる人
"The developer used a C++ compiler to turn the source code into an executable file."
百科事典の編纂者は、項目の検証に数年を費やした。
高水準言語で書かれたソースコードを、処理装置が実行できるように機械語などの低水準言語に変換する計算機プログラム
"The compiler of the new poetry collection spent years searching for rare manuscripts."
開発者は、最新のC++規格をサポートするためにコンパイラを更新した。