racist
racistは、特定の種族や民族が他よりも優れている、あるいは劣っているという信念に基づいた偏見や差別を指す非常に強い言葉です。単なる好みや文化的な違いへの違和感ではなく、構造的な不平等や、人間としての価値に差があるという差別的な思想が根底にある場合に使用されます。
現代の英語圏では、この言葉は極めて深刻な社会的非難を伴います。そのため、相手をracistと呼ぶことは、その人の人格や道徳性を強く否定することになり、激しい対立を招く可能性があります。文脈によっては、意識的に差別をしようとしていないが、結果的に差別的な行動をとってしまう無意識の偏見を指す場合もありますが、基本的には強い拒絶や非難のニュアンスが含まれます。
類義語との使い分けracistは種族や民族に特化した差別を指しますが、より広範な差別を指す場合は prejudiced や bigoted が使われます。racistは種族・民族的な差別を指し、例えば人種差別的な発言をする場合などに用いられます。一方で prejudiced は、宗教、年齢、性別などを含む特定のグループに対する先入観や偏見を広く指します。また bigoted は、自分の意見だけが正しく他者の信念を認めない不寛容な態度に重点が置かれ、人種差別を含むことも多いですが、より不寛容さという性格的な側面が強調されます。
注意すべき表現と文脈
日本語では差別という言葉が幅広く使われますが、英語でracistを使う際は、それが具体的に人種(Race)に基づいたものであることを明確にする必要があります。例えば、国籍による嫌悪感や差別は xenophobic という言葉がより適切である場合があります。
不適切な例として、単に特定の国の人々が嫌いであるという理由で He is racist because he dislikes people from that country. と言うのは不自然な場合があります。このような場合は、外国人を嫌うことを意味する He is xenophobic because he dislikes foreigners. とする方が適切です。
文法的には、名詞として人種差別主義者を指す場合と、形容詞として人種差別のという状態を指す場合の両方で使われます。形容詞として使う際は、racist comments(人種差別的な発言)やracist policies(人種差別的な政策)のように、具体的な行動や制度を修飾することが一般的です。
Countable when referring to an individual person who holds these beliefs (e.g., "two racists").
意味
特定の種族が他の種族よりも優れていると信じている人
He was labeled a racist after making offensive comments.
彼は攻撃的な発言をした後、人種差別主義者のレッテルを貼られた。
特定の種族や民族グループに属しているという理由で、その人や人々に対して偏見や差別を示す、あるいはそれに基づいた様子
The company was accused of using racist hiring practices.
その企業は、人種差別的な採用慣行を行っていると非難された。