pastry
pastryは、小麦粉、バターやラードなどの脂肪分、そして水を混ぜ合わせて作る生地、およびその生地を用いて焼いた菓子全般を指します。日本語では文脈に応じてパイ生地や焼き菓子と訳し分けられますが、英語では材料としての生地そのものと、完成した製品(タルト、クロワッサン、パイなど)の両方をこの一つの単語で包括的に表現します。
意味の広がりと使い分け
この単語の最大の特徴は、その範囲の広さです。例えば、アップルパイの土台となる生地を指して pastry と言うこともあれば、ショーケースに並んでいる色とりどりの甘い焼き菓子をまとめて pastries と呼ぶこともあります。また、これらを専門に扱う店は pastry shop と呼ばれます。
生地としての用法: roll out the pastry(パイ生地を伸ばす)のように、調理工程における素材を指します。
製品としての用法: a selection of pastries(数種類の焼き菓子)のように、個別の菓子を指します。この場合、通常は可算名詞として扱われ、複数形になります。
類義語との違いcake や cookie と混同されやすいですが、決定的な違いは生地の構成にあります。cake は一般的にスポンジ状の柔らかい質感であり、cookie は平たく硬い質感です。一方で pastry は、バターなどの脂肪分を層状に重ねることで生まれるサクサク感や層状の構造を持つものが中心となります。
cake:卵や砂糖を多く含み、ふっくらとした質感のもの。
pastry:バターなどの油脂を多く含み、層状に剥がれるような質感のもの。
文法的な注意点
素材としてのパイ生地を指す場合は不可算名詞として扱われますが、個別の焼き菓子を指す場合は可算名詞となります。そのため、店で一つだけ買う場合は a pastry、種類を問わずいくつか買う場合は some pastries と使い分ける必要があります。
Uncountable when referring to the raw dough material used in baking. Countable when referring to an individual baked treat sold in a shop.
意味
小麦粉、脂肪、水から作られ、パイやタルトの土台や覆いとして使用される生地
The baker rolled out the pastry for the apple tart.
パン屋がアップルタルト用のパイ生地を伸ばした。
パイ生地で作られた小さなケーキや焼き菓子で、多くの場合甘いもの
I bought a flaky almond pastry for breakfast.
朝食にサクサクしたアーモンドの焼き菓子を買った。