parser
parserは、主にコンピューターサイエンスの文脈で使われる専門用語であり、入力された文字列を文法規則に基づいて構造的なデータに変換する仕組みを指します。一般的に、ソースコードを解析して抽象構文木を生成するコンパイラの一部として機能します。
コンピューターサイエンスにおける役割
プログラミングにおいては、字句解析器(レクサー)が切り出したトークンの列を受け取り、それが言語の文法に従っているかを確認します。もし文法に違反していれば構文エラーを出し、正しければプログラムが処理可能な形式に変換します。例えば、JSONパーサーは単なるテキストとしてのJSONデータを、プログラム内で操作可能なオブジェクト形式に変換する役割を担います。
解析者との使い分け
この単語は、文脈によってパーサーと解析者の2通りに訳し分けられます。ソフトウェアやアルゴリズムなどの自動化された仕組みを指す場合はパーサーというカタカナ表記が一般的です。一方で、言語学的な研究において人間が文章を分析したり、専門的な装置がデータを分解したりする文脈では解析者という言葉が適切です。parserという英語自体はどちらの意味も包含していますが、技術文書では前者の意味で使われることが圧倒的に多いです。
意味
自然言語またはコンピューター言語の記号列を、特定の言語の形式文法の文法規則に従って解析するソフトウェアコンポーネントまたはプログラムのこと
The compiler uses a recursive descent parser to check the syntax of the source code.
コンパイラーは、ソースコードの構文をチェックするために再帰下降パーサーを使用する。
複雑なデータセットや文章を構成要素に分解し、その文法構造を決定する人物または専門的な装置のこと
The linguist acted as a human parser, breaking the ancient text into individual morphemes.
その言語学者は人間としての解析者の役割を果たし、古代のテキストを個々の形態素に分解した。