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negligible

無視できるほど小さい
形容詞

negligibleは、単に量やサイズが小さいだけでなく、それがあまりにわずかであるため、考慮に入れる必要がないという判断が含まれる言葉です。日本語では無視できるほど小さい取るに足らないと訳されます。単なる物理的な小ささを表す small とは異なり、その小ささが結果や状況に影響を与えないため、あえて無視しても差し支えないという文脈で使われます。 類義語との使い分け negligibleは、minimalinsignificantと似ていますが、ニュアンスが異なります。 minimal: 最小限のという意味で、ある基準や必要量に対して最も少ない状態を指します。必ずしも無視してよいという意味ではなく、単に量が極めて少ないことを強調します。 insignificant: 重要ではないという意味で、価値や意味、影響力が低いことに重点が置かれます。精神的な価値や重要性の欠如を指す場合にも使われます。 negligible: 物理的な量や数値、リスクなどが非常に小さく、計算や計画から除外しても問題ないという実用的な判断に基づいた表現です。 注意すべき表現と誤用 この単語は客観的な数値や影響度について述べる際に使われるため、個人の感情や性格について使うことは一般的ではありません。また、日本語の軽視するという動詞的な意味とは異なり、形容詞として(量が少なすぎて)無視できる状態であることを表します。 His effort was negligible.(彼の努力は無視できるほど小さかった。:努力という主観的な価値に対して使うと、非常に冷酷で不自然な響きになります) The difference in cost is negligible.(価格差は無視できるほど小さい。:数値的な差について述べているため適切です) 文法的には形容詞であり、通常は negligible amount(無視できるほどの量)や negligible effect(無視できるほどの影響)のように名詞を修飾するか、The risk is negligible.(リスクは無視できるほど小さい)のように補語として用いられます。

意味

形容詞無視できるほど小さい

非常にわずかであるか、重要ではないため、安全に無視または軽視できる状態

"The difference in price between the two models is negligible."

二つの機種の価格差は無視できるほど小さい。

例文

The difference in price between the two models is negligible.

二つの機種の価格差は無視できるほど小さい

コロケーション・複合語

negligible amount

考慮に値しないほど少量であること

The amount of sugar in this drink is negligible.

この飲み物に含まれる糖分は無視できるほど少ない。

negligible difference

重要ではないほど小さい差異

There is a negligible difference between the two versions of the software.

そのソフトウェアの2つのバージョンの間には、無視できるほどの差しかない。

negligible risk

無視できるほどわずかな危険性

The medical procedure carries a negligible risk of complications.

その医療処置による合併症のリスクは無視できるほど小さい。

negligible effect

気づかれないほど弱い影響

The new law had a negligible effect on the overall crime rate.

新しい法律が全体の犯罪率に与えた影響は無視できるほど小さかった。

negligible cost

予算全体に対して重要ではない費用

The additional shipping fee was negligible compared to the price of the item.

商品の価格に比べれば、追加の送料は無視できるほど安かった。

文化的背景

無視できるほどの誤差:小さな間違いが歴史を変えた方法
The Negligible Margin: How Tiny Errors Changed History

精密工学や物理学の世界において、無視できるほどの差という概念は、輝かしい成功と壊滅的な失敗を分ける紙一重の境界線となることがよくあります。
日常生活では、安全に無視できるものを指して無視できるという言葉を使いますが、科学の歴史を振り返れば、一見して些細な偏差がパラダイムシフトを引き起こした例が数多く存在します。
海王星の発見を例に挙げてみましょう。
天文学者たちは、天王星が予測された軌道に従っていないことに気づきました。
一般の観察者にとってその不一致は無視できるほど小さいものでしたが、ウルバン・ル・ベリエのような数学者にとって、このわずかな揺らぎは決定的な証拠でした。
彼は、まだ見ぬ第8惑星の重力がこの偏差を引き起こしているという仮説を立てました。
この想定される天体の正確な位置を計算した結果、海王星は彼が予測したまさにその場所で発見されました。
この場合、軌道データの無視できるほどの誤差が、太陽系の地図を広げる鍵となったのです。
この現象は、極めて重要なコンピューティングや金融の世界にも現れます。
デジタルバンキングの初期、1セントの端数のような無視できると考えられていた端数処理誤差が、サラミ戦術と呼ばれる詐欺の根拠となりました。これは、数百万の口座からごく少額を抜き取り、一つの個人口座に集めるという手法です。
これは、大規模なシステムにおいては、真に無視できるものなど何一つないことを証明しています。
私たちが何を無視することにするか、そして実際には何が重要かという心理的な緊張感が、人間の精度の限界を定義しています。
地球の自転軸のわずかな傾きであれ、高頻度取引におけるミリ秒単位の遅延であれ、無視できるほど小さいものの中にこそ、宇宙の最も深い秘密が隠されていることが多いのです。

語源

ラテン語の negligibilis に由来しており、これは怠るまたは無視するを意味する動詞 negligere から形成されました。この語根は、〜ないを意味する ne と、拾い上げるまたは集めるを意味する legere の組み合わせであり、何かに気づくことを怠ることを示唆しています。この用語は16世紀に英語に入り、見過ごしてもいいほど些細なものを表現するために使われるようになりました。

関連語

Last Updated: June 18, 2026Report an Error