desorption
脱離
名詞
desorptionは、化学や物理学、特に表面科学の分野で用いられる専門用語です。物質が固体や液体の表面に付着するadsorption(吸着)の逆プロセスを指し、表面に結合していた分子や原子が再び気相や液相へと放出される現象を意味します。
吸着との対比的な関係
この用語を理解する上で最も重要なのは、adsorptionとの対比です。吸着が表面への蓄積であるのに対し、脱離は表面からの解放を意味します。例えば、活性炭が不純物を吸着し、その後加熱などによってその不純物を放出させるプロセスにおいて、後者がdesorptionに当たります。これら二つのプロセスが平衡状態にあるとき、表面の被覆率は一定に保たれます。
実用的な文脈と応用
産業的な応用では、触媒反応の最終段階として非常に重要です。反応生成物が触媒表面から速やかに脱離しなければ、次の反応物が吸着できず、触媒としての機能が低下するためです。また、ガスセンサーなどのデバイスにおいて、検出した分子を脱離させてセンサーをリセットする際にもこの概念が適用されます。文脈に応じて、単に離れることだけでなく、熱や圧力の変化によって強制的に引き剥がす操作を指す場合もあります。
意味
名詞脱離
物質が別の物質(通常は固体または液体)の表面から放出されるか、離れるプロセスであること
The rate of desorption increases as the temperature of the catalyst rises.
触媒の温度が上昇すると、脱離速度が増加する。