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cysteine

システイン
名詞

cysteineは、生化学や分子生物学において極めて重要な役割を果たすアミノ酸です。最大の特徴は、側鎖に硫黄原子を含むチオール基(スルヒドリル基)を持っていることであり、これがタンパク質の三次元構造を決定づける重要な要因となります。

ジスルフィド結合の重要性

cysteineの最も重要な機能は、別のcysteine分子と結合してジスルフィド結合(架橋)を形成することです。この結合は、タンパク質の折り畳み構造を強固に固定し、熱や化学的な変化に対する安定性を高めます。例えば、髪の毛の主成分であるケラチンなどの構造タンパク質において、この結合が構造的な強度を維持しています。

化学的性質と注意点

cysteineは酸化されやすく、容易にジスルフィド結合を形成しますが、還元剤が存在する環境では再び分解されます。また、日本語でシステインというカタカナ表記でサプリメントや化粧品成分として親しまれていますが、学術的な文脈では単なる栄養素ではなく、酵素の活性中心や金属イオンとの配位結合に関わる高度な化学的機能を持つ物質として扱われます。methionineも硫黄を含むアミノ酸ですが、methionineは硫黄がメチル基に結合しているため、cysteineのようなジスルフィド結合を形成することはできません。

意味

名詞システイン

タンパク質の構成要素となる硫黄を含むアミノ酸であり、タンパク質構造を安定させるジスルフィド結合の形成に不可欠な物質

The protein folding process is heavily dependent on the presence of cysteine residues.

タンパク質の折り畳みプロセスは、システイン残基の存在に大きく依存している。

関連語

Last Updated: July 2, 2026Report an Error