convict
意味の使い分けと品詞による違い
convict は、名詞として使う場合と動詞として使う場合で、意味の重点が異なります。名詞では刑務所に収監されている人という状態を指しますが、動詞では裁判の結果、有罪であると正式に宣言するという法的な手続きを指します。
日本語では有罪にすると服役させるを混同しがちですが、英語の convict(動詞)はあくまで裁判所による有罪判決に焦点を当てた言葉です。実際に刑務所に送ることは imprison や jail と表現します。
注意すべき混同と表現
特に注意したいのは、名詞としての convict が持つニュアンスです。単に罪を犯した人を指す場合は criminal や offender を使いますが、convict は裁判で有罪となり、実際に服役している(またはしていた)人という、より限定的な状況を指します。
❌ He is a convict. (単に犯罪者であると言いたい場合)
正しい表現: He is a criminal.
また、動詞として使う際は、受動態で be convicted of [罪名] という形になることが非常に多いです。これは〜の罪で有罪判決を受けるという定型的な表現であり、日常会話からニュースまで幅広く使われます。
文法的なポイント
名詞の convict は可算名詞であるため、単数形では a convict、複数形では convicts となります。動詞としての活用は規則変化(convicted, convicting)に従います。
意味
陪審員の評決または裁判官の決定によって、誰かが刑事上の罪を犯したと公式に宣言すること
"The jury took only two hours to convict the defendant of fraud."
陪審員は、被告人に詐欺罪で有罪判決を下すまでわずか二時間しかかからなかった。
犯罪で有罪となり、現在刑務所で服役している人
"The prison guards kept a close watch on every convict in the wing."
刑務官たちは、その棟にいるすべての囚人を厳重に監視していた。