abiotic
主に生態学や生物学の文脈で使用される専門用語で、太陽光、温度、水、土壌などの生物ではない物理的・化学的な要素を指します。対義語である biotic(生物的な)が、植物や動物、細菌などの生きた有機体やそれらの相互作用に焦点を当てるのに対し、abiotic はそれらを取り巻く無機的な環境条件を指します。
概念的な使い分け
生態系を分析する際、生物同士の関係(捕食や共生など)を biotic factors と呼び、一方で気温や湿度、pH値などの環境要因を abiotic factors と呼びます。日本語では単に非生物的と訳されますが、英語では生命を持っていないということだけでなく、生命活動に影響を与える外部環境というニュアンスが強く含まれます。
起源に関する用法
生物学的なプロセスを経ずに生成された物質や現象を指す場合にも使われます。例えば、宇宙空間で自然に形成された有機分子などは、生物が作ったものではないため abiotic origin(非生物的起源)と表現されます。
環境要因の例: abiotic factors such as sunlight and temperature(日光や温度などの非生物的要因)
起源の例: abiotic synthesis of organic compounds(有機化合物の非生物的合成)
意味
環境における、生物ではない物理的および化学的要素に関する、またはそれらから構成される様子
"The abiotic factors of a desert include temperature, sunlight, and soil composition."
砂漠の非生物的要因には、高温と少雨が含まれる。
生物に由来しない、または生物学的プロセスによって生成されていない状態
科学者たちは、小惑星で発見された鉱物の非生物的な起源を分析した。