wash
/wɑʃ/
washは、水や石鹸を用いて汚れを取り除くという基本的な動作を指しますが、文脈によって洗う以外にも多様な意味を持ちます。日本語では洗う 洗濯する 洗い流すなど、対象物によって動詞を使い分けますが、英語ではこれらすべてをwashでカバーできるため、非常に汎用性の高い単語です。
意味の広がりと使い分け
この単語は、単に汚れを落とすだけでなく、物理的な流れによる除去や、芸術的な技法まで含みます。
物理的な洗浄: 手や顔などの身体の一部を洗う場合や、皿や車などの物を洗う場合に使用します。また、衣類を洗う(洗濯する)際にも使われます。
洗い流す動作: wash awayのように使われると、雨や波などの強い水の流れによって、土砂や記憶、あるいは罪などの抽象的なものが洗い流されるというニュアンスになります。
芸術的な表現: 水彩画などで、薄く均一に色を塗る技法をwash(ウォッシュ)と呼びます。これは洗うという言葉の水で薄めるという感覚から来ています。
混同しやすい表現と注意点
日本語の洗うに近い英語にはcleanがありますが、そのニュアンスは異なります。
wash:必ず水(または液体)を使用することを前提としています。水を使わずに掃除機で吸い取ったり、乾いた布で拭いたりすることはwashとは言いません。
clean:水を使うかどうかにかかわらず、汚れを取り除いて清潔な状態にするという結果に重点を置いた言葉です。
例えば、clean the room(部屋を掃除する)とは言いますが、wash the roomと言うと、部屋全体に水を撒いて洗うという極めて特殊な状況を指すことになります。また、wash the dishesは水で洗う動作を指し、clean the dishesは(水を使うかに関わらず)皿をきれいな状態にすることを指します。
文法的なポイント
名詞として使われる場合、washは可算名詞と不可算名詞の両方の性質を持ちます。単なる洗浄という行為を指す場合は不可算名詞的に扱われますが、一回の洗濯や洗車などの具体的な回数を指す場合は可算名詞として扱われ、a washやwashesとなります。また、washingという形になると、洗濯することという動作や、洗濯物という集合的な物を指すことが一般的です。
意味
水と、通常は石鹸を使って何かをきれいにする
表面に絵具やインクの薄く半透明な層を塗る
例文
句動詞
wash out
洗うことで取り除かれること
願わくば、この汚れが洗い流されるといいのだが。
wash up
食事の後に皿やカトラリーなどを洗うこと
今夜は君が皿洗いをする番だよ。
wash over
感情などが強く押し寄せ、その後消えていくこと
安堵の波が彼女を包み込み始めた。
wash away
水で何かを取り除いたり破壊したりすること
洪水が橋を洗い流しそうになっていた。
wash down
飲み物を一緒に飲んで、食べ物や薬を飲み込みやすくすること
彼は薬を飲み込むために、大きなコップ一杯の水を飲んだ。