upsampling
upsamplingは、デジタル信号処理においてサンプリング周波数を高める操作を指します。単にデータを増やすだけでなく、補間処理を行うことで信号の滑らかさを向上させたり、後続のデジタルフィルタリングを効率的に行ったりすることを目的としています。
ダウンサンプリングとの対比downsamplingがデータ量を削減してファイルサイズを小さくしたり処理負荷を下げたりするのに対し、upsamplingは解像度を高める方向の操作です。ただし、元のデータに存在しなかった情報を完全に復元できるわけではなく、あくまで数学的な補間によって近似的な高解像度データを作成することである点に注意が必要です。
実用的な活用シーン
オーディオ分野:低解像度の音源を高品質なDAC(デジタル・アナログコンバーター)で再生する際、ノイズを抑えて滑らかな波形を得るために行われます。
画像処理:小さな画像を拡大する際に、ピクセル間を補完してジャギー(階段状のギザギザ)を軽減し、見た目の品質を向上させるために使用されます。
意味
離散信号のサンプリングレートを上げ、解像度を高めたり、さらなるデジタル処理の準備をしたりすること
The audio engineer used upsampling to improve the fidelity of the low-resolution recording.
オーディオエンジニアは、低解像度の録音の忠実度を向上させるためにアップサンプリングを使用した。
デジタル信号のサンプリングレートを上げること。多くの場合、既存のサンプル間に新しいデータ点を補間して、より高解像度なバージョンを作成すること
The software is upsampling the image to fit the larger screen without losing too much detail.
ソフトウェアは、詳細な情報をあまり失わずに大きな画面に合わせるため、画像をアップサンプリングしている。