roost
roost はもともと鳥が夜間に眠るために止まる場所や、その行為を指す言葉です。単なる nest とは明確に区別されます。nest が卵を産み、雛を育てるための繁殖用の家であるのに対し、roost は日々の睡眠や休息のためのねぐらを指します。
比喩的な表現として、人間が落ち着ける場所や本拠地を指すこともありますが、日常会話では鳥の行動に関する文脈で使われることがほとんどです。
慣用句の注意点
特に注意すべきは the chickens come home to roost という慣用句です。これは直訳すると鶏がねぐらに帰ってくるとなりますが、実際には過去に自分がした悪いことが、巡り巡って自分に返ってくる(自業自得である)という意味で使われます。日本語の因果応報に近いニュアンスですが、鳥が必ずねぐらに戻るという習性を、避けられない結果に例えた表現です。
❌ The chickens come home to roost を鶏が家に帰ってきたという物理的な意味だけで捉えないようにしましょう。
✅ 誰かが過去の過ちで苦しんでいる状況で、自業自得だという意味で使われます。
文法的な特徴
名詞としてねぐらを指すほか、自動詞としてねぐらにつくという意味で使われます。また、他動詞としてねぐらを与えるという使い方も可能です。
意味
鳥が日常的に集まって眠る場所
The chickens returned to their roost as the sun set.
日が沈むと、鶏たちはねぐらに戻った。
鳥が眠るため、あるいは休息するためにある場所に集まって落ち着く
The crows roost in the old oak tree every night.
カラスは毎晩、古い樫の木にねぐらをつくる。
鳥が落ち着いて眠るための場所を提供する
The farmer roosted his hens in a secure coop.
農夫は安全な鶏小屋に鶏たちのねぐらを用意した。