putto
プット
名詞
複数形: putti
puttoは、主にルネサンス期以降の西洋美術に登場する、ふっくらとした幼児の姿をした天使や装飾的な人物像を指します。単なる子供の像ではなく、しばしば翼を持っており、純真さや神聖さ、あるいは遊び心のある雰囲気を演出するために用いられます。
cherubとの違い
似た概念にcherubがありますが、美術史的な文脈では使い分けられます。cherubは聖書に登場する高位の天使という宗教的な意味合いが強いのに対し、puttoはより世俗的で装飾的な要素が強く、建築の装飾や絵画の中の愛らしい添え物として描かれることが多いのが特徴です。
美術的な役割と表現
これらの像は、単独で描かれるだけでなく、花綱(ガーランド)を掲げたり、楽器を演奏したりする様子で描かれ、画面にリズム感や華やかさを与えます。現代では、こうしたふっくらとした幼児像という視覚的なスタイルそのものを指してputtoと呼びます。
意味
名詞プット
ルネサンスやバロック美術に見られる、通常は裸で翼を持つ、ふっくらとした男児の像
The ceiling is decorated with a playful putto holding a garland of flowers.
天井には、花のガーランドを持つ遊び心のあるプットの装飾が施されている。