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phenocryst

斑晶
名詞
複数形: phenocrysts

phenocrystは地質学、特に火成岩学において使用される専門用語です。マグマがゆっくりと冷却される過程で、最初に形成された大きな結晶を指します。その後、残りのマグマが急速に冷却されて細かい結晶の集まりである石基(groundmass)となるため、結果として大きな結晶が細かい粒子の中に点在する斑晶という構造が生まれます。

結晶構造の対比

この言葉を理解する鍵は、phenocryst(斑晶)とgroundmass(石基)の対比にあります。phenocrystは冷却速度が遅い環境で成長したためサイズが大きく、視覚的に目立ちます。一方でgroundmassは急冷されたため非常に微細な結晶から構成されています。このように、一つの岩石の中に異なるサイズの結晶が混在している状態を斑状組織と呼びます。

学術的な文脈での使用

この用語は主に地質学的な分析や岩石の記述において用いられます。例えば、ある岩石にどのようなphenocrystが含まれているかを分析することで、そのマグマがどのような温度変化を経て冷却されたかという、火成岩の形成履歴を推定することが可能です。日常会話で使われることはまずなく、論文や教科書などの専門的な文脈で厳格に使い分けられます。

意味

名詞斑晶

火成岩の結晶化の初期段階に形成され、より粒子の細かい石基の中に埋もれている、大きく目立つ結晶のこと

The basalt sample contained several large plagioclase phenocrysts set in a dark, glassy matrix.

その玄武岩の試料には、暗色のガラス質の石基の中にいくつかの大きな斜長石の斑晶が含まれていた。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error