per
per は、ある一定の量や単位ごとに、何かがどれだけ存在するか、あるいはどのような割合であるかを示す際に使われる前置詞です。日本語では〜につきや〜あたりと訳されることが多く、速度、価格、頻度などの比率を表現する際に非常に頻繁に用いられます。
意味上のニュアンスと使い分け
この単語は、数学的な比率や統計的なデータ、あるいは日常的な料金設定など、客観的な基準を提示する文脈で使われます。例えば、miles per hour(時速〜マイル)のように、時間という単位に対してどれだけの距離を進むかという割合を明確に示します。
似た表現に a や an を使った表現(例:twice a week)がありますが、per を使う方がよりフォーマルで、事務的または技術的な響きになります。日常会話では a が好まれますが、契約書、仕様書、科学的なレポートなどでは per が標準的に使用されます。
注意すべき誤用と表現
日本語の〜につきは、文脈によって理由や条件を意味することがありますが、英語の per にはそのような意味はありません。あくまで単位あたりの量を示す言葉であることに注意してください。
❌ 理由としての使用: 欠席につき、資料を配布しますを per absence と訳すことはできません。このような場合は due to や because of を使用します。
✅ 単位としての使用: 50 dollars per person(一人につき50ドル)のように、基準となる単位(この場合は一人)を明確に指定して使用します。
また、ビジネスメールなどで as per your request(ご要望通りに)という慣用句が使われます。ここでの per は〜に従ってという意味になりますが、これはかなり形式ばった表現であり、現代のカジュアルなビジネス英語では according to や as you requested と言い換えられることが多いです。
意味
ある一定の量や単位ごとに
The car travels at 60 miles per hour.
その車は時速60マイルで走行する。