opportunist
opportunistは、状況に応じて自分に最も有利な選択をする人を指しますが、多くの場合、道徳心や信念を欠いた日和見主義者という否定的なニュアンスで使われます。単にチャンスを逃さない機敏な人というよりも、他人の弱みに付け込んだり、自分の利益のために信念を簡単に変えたりする人物という、批判的な響きが含まれることが多い言葉です。
政治的・社会的な文脈での使い分け
社会的な文脈では、特に政治の世界で信念を持たず、その時々の世論や権力構造に合わせて立ち位置を変える人を指して使われます。例えば、ambitious(野心的な)が目標に向かって努力する前向きな姿勢を示すのに対し、opportunistは手段を選ばず、状況を利用して成り上がろうとする計算高い様子を強調します。
正しい例:信念を持たず、権力者に媚びて出世を狙う政治家を opportunist と呼ぶ。
不適切な例:単にビジネスチャンスを素早く掴んで成功した起業家を、道徳的な非難を込めて opportunist と呼ぶのは文脈によっては不自然です。
生物学的定義との違い
この単語には、医学や生物学の専門用語としての側面があります。人間に対して使う場合は性格や行動を指しますが、微生物や真菌について使う場合は opportunistic infection(日和見感染)のように、宿主の免疫力が低下した隙に増殖する日和見生物としての性質を指します。日常会話で使う場合と専門的な文脈で使う場合では、意味の方向性が全く異なるため注意が必要です。
意味
原則や倫理を無視して、自分の目的を達成するために状況を利用する人
He is a political opportunist who changes his views to suit the current mood of the electorate.
彼は有権者の今の気分に合わせて考えを変える政治的な日和見主義者だ。
宿主の免疫力が低下した状態や好都合な環境を利用して、感染や増殖を引き起こす生物
The fungus acts as an opportunist, attacking only those with severely compromised immune systems.
その真菌は日和見生物として作用し、免疫系が著しく低下している人だけを攻撃する。