offence
offence(または米語の offense)は、文脈によって法律違反という法的な意味と、感情的な不快感という心理的な意味、そして攻撃という戦略的な意味の3つの異なる側面を持ちます。日本語ではこれらをすべて異なる言葉で訳し分ける必要があるため、文脈の判断が非常に重要です。
感情的な不快感と誤用への注意
日常会話で最も頻繁に使われるのが気分を害することという意味です。相手の言動によって自尊心が傷ついたり、侮辱されたと感じたりした状態を指します。特に take offence という形で気分を害するという意味でよく使われます。
ここで注意したいのが、日本語のオフェンスというカタカナ語との乖離です。日本では主にスポーツ(アメフトやバスケットボールなど)の攻撃側という意味で使われますが、英語の offence を日常会話で使う場合、多くは怒らせる 気分を損ねるというネガティブな感情的な文脈になります。相手に怒らせるつもりはなかったと伝えたい時に I didn't mean to cause offence と言うなど、対人関係における摩擦を指す点に留意してください。
❌ 相手にオフェンスを与える(不自然なカタカナ使い)
✅ 相手の気分を害する:cause offence / give offence
法的違反と戦略的攻撃の使い分け
法的な文脈では、法律や規則への違反、つまり犯罪を指します。特に軽微な違反から重大な犯罪まで幅広く使われますが、criminal offence と言うことで明確に刑事上の犯罪であることを示します。
一方で、スポーツや軍事的な文脈では攻撃を意味します。これは日本語のオフェンスに近い意味ですが、英語では attack よりも組織的、あるいは戦略的な攻撃行動というニュアンスが含まれることがあります。
犯罪としての例: a driving offence(交通違反)
攻撃としての例: a strong offence(強力な攻撃力)
類義語との使い分け
気分を害するという意味において、insult と比較すると、insult は相手を侮辱するという行為そのものに焦点がありますが、offence はその結果として相手が感じた不快感や憤りという感情的な状態に焦点があります。
また、犯罪という意味では crime と似ていますが、offence はより広義であり、法的に定義されたあらゆる違反行為を包括的に指す傾向があります。
Countable when referring to a specific illegal act or a particular instance of being insulted. Uncountable when referring to the general strategy of attack in sports or the abstract state of feeling resentment.
意味
法律や規則への違反。または不法行為
He was charged with a serious criminal offence.
彼は重大な刑事犯罪で起訴された。
侮辱されたと感じることによって生じる、憤りや不快感
Her blunt comment gave him great offence.
彼女のぶっきらぼうなコメントに、彼はひどく気分を害した。
スポーツや戦争における攻撃的な行動
The team has a powerful offence but a weak defense.
そのチームは強力な攻撃力を備えているが、守備が弱い。