nuisance
日常会話では、主に不快感を与えるものや面倒な人・物を指して使われます。単に嫌いなだけでなく、相手の行動や状況が自分の平穏を乱し、苛立ちやストレスの原因となるというニュアンスが強い言葉です。例えば、絶えず鳴り響くアラームや、しつこく話しかけてくる人などを指して nuisance と表現します。
似た意味の annoyance と比較すると、annoyance はイライラさせる感情そのものに焦点が当たりますが、nuisance はその感情を引き起こす原因となる対象(人や物)を指す傾向があります。
法的な文脈での特殊な意味
法律用語としての nuisance は、日常的な厄介ものという意味とは大きく異なります。これは、他人の土地の利用や生活の快適さを不当に妨げる行為を指し、日本語では公害や妨害と訳されます。騒音、悪臭、あるいは危険な物の設置など、法的に制限されるべき権利侵害を指すため、裁判などの公的な場面で使われる非常に硬い表現となります。
日常的な例: My neighbor's dog is a real nuisance.(隣の家の犬の吠え声は本当に厄介だ。)
法的な例: The company was sued for a public nuisance.(その会社は公害訴訟を起こされた。)
注意すべき点
日本語で公害と言うと、一般的に大気汚染や水質汚染などの環境問題を想像しますが、英語の nuisance(特に法的な意味での)は、もっと広範囲な他者の権利を侵害する迷惑行為を含みます。そのため、文脈によって単なる迷惑なことなのか法的な権利侵害なのかを慎重に判断する必要があります。
意味
苛立ちやトラブルの原因となる人、物、または状況
My neighbor's barking dog is a real nuisance.
隣の家の犬の吠え声は本当に厄介だ。
他者の権利を侵害する方法で財産を使用している人物を停止させるための、法的請求または訴訟
The city filed a public nuisance lawsuit against the factory for the excessive smog.
市は過剰なスモッグを理由に、その工場に対して公害訴訟を起こした。