peroxisome
ペルキシソーム
名詞
複数形: peroxisomes
peroxisomeは、細胞内で過酸化水素を生成し、それを分解する酵素であるカタラーゼを含む特殊な細胞小器官です。主に脂肪酸の分解(ベータ酸化)や、毒性のある物質の解毒といった代謝プロセスにおいて不可欠な役割を果たしています。
細胞内での機能的な役割
この細胞小器官は、特に肝臓や腎臓などの代謝活動が活発な組織に多く存在します。lysosome(リソソーム)が主に不要な物質の分解や消化を担うのに対し、peroxisomeは酸化反応を中心とした化学的な処理に特化している点が特徴です。例えば、非常に長い鎖を持つ脂肪酸を分解して、ミトコンドリアで利用可能な形に変換する重要な機能を担っています。
臨床的な重要性と疾患peroxisomeが正常に機能しない場合、体内に非常に長い鎖の脂肪酸や特定の脂質が蓄積し、深刻な神経学的または全身的な疾患を引き起こします。代表的な例として、ゼルウェガー症候群などのペルキシソーム病が挙げられます。このように、単なる細胞内の小器官ではなく、生命維持に直結する代謝経路の要として機能しています。