honorarium
honorariumは、本来は無償であるべきサービスや、定額の料金体系が設定されていない専門的な活動に対して、感謝の印として支払われる謝礼金を指します。例えば、大学のゲスト講師や、ボランティアに近い形での講演、あるいは専門家によるアドバイスなどに対して支払われる金額です。これは、雇用契約に基づく給与や、明確な価格表に基づいた報酬とは概念的に異なります。
報酬とのニュアンスの違いfeeやsalaryが、提供した労働やサービスに対する正当な対価(権利としての支払い)であるのに対し、honorariumは相手の好意や専門性に対する敬意や感謝に重点が置かれています。そのため、金額はあらかじめ厳格に決められているよりも、支払う側が適当だと判断した額を提示したり、受け取る側が提示された額を快く受け取ったりするという、礼儀的な側面が強い表現です。
❌ salary(月給などの固定給として使うのは不適切です)
❌ fee(専門的なサービスへの定額料金として使う場合はこちらが適切です)
✅ honorarium(講演への謝礼など、形式的な報酬ではない感謝の金銭に最適です)
日本語における注意点
日本語では謝礼や謝礼金と訳されますが、ビジネスシーンで単に報酬と訳すと、feeのような商業的な取引のニュアンスが含まれてしまいます。honorariumを使う際は、それが義務的な支払いではなく、相手の名誉や好意を尊重して支払われるものであるという文脈であることを意識してください。
文法的には可算名詞として扱われ、単数形と複数形の両方が使われます。
意味
法的に、または慣習的に料金が請求されないサービスを提供した専門家に支払われる報酬
The guest speaker was given a small honorarium for her presentation.
ゲストスピーカーは、プレゼンテーションに対する少額の謝礼金を受け取った。