dishonor
名誉と恥に関するニュアンス
dishonor は、単に恥ずかしいと感じるだけでなく、社会的な地位、評判、あるいは道徳的な誇りが著しく損なわれた状態を指します。特に、家族や組織、国家といった集団に対する忠誠心や期待を裏切った際に使われることが多く、非常に重い意味を持つ言葉です。
日本語の不名誉や泥を塗るという表現が適切ですが、shame よりも公的で、形式的な名誉の喪失という側面が強調されます。
❌ dishonor (単に個人的に恥ずかしい時に使うのは不自然)
✅ shame (個人的な恥ずかしさや後悔に使う)
✅ dishonor (家名や軍の誇りを汚した時に使う)
金融分野における特殊な意味
ビジネスや金融の文脈では、全く異なる意味になります。小切手や手形などの支払要求に対し、銀行や発行者が支払いを拒否することを指します。日本語では不渡りや支払拒絶と訳されます。
この意味で使われる場合、道徳的な恥とは関係なく、純粋に法的な手続きや資金不足による決済不能の状態を指します。そのため、文脈によって名誉の話なのかお金の話なのかを明確に区別する必要があります。
文法的な注意点
名詞としては不名誉や不渡りを意味しますが、動詞として使われる場合は(名誉を)汚すや(支払いを)拒絶するという動作を表します。動詞として使う際は、目的語に family(家族)や name(名前・名声)などが来ることが一般的です。
意味
評判の失墜や、名誉ある行動の欠如によってもたらされる、恥ずべき状態
"The soldier felt that his cowardice brought dishonor to his family."
その兵士は、自分の臆病さが家族に不名誉をもたらしたと感じた。
小切手や手形などの金融証券が提示された際に、支払いや受領が拒否されること
"The bank notified the client that the check had been returned as a dishonor."
銀行は顧客に対し、その小切手が不渡りになったことを通知した。
ある行動や振る舞いによって、誰かや何かに恥や不名誉をもたらす
"He feared that his actions would dishonor his ancestors."
彼は自分の行動が先祖に泥を塗ることになると恐れた。
小切手や手形、その他の金融証券の受理または支払いを拒否する
"The bank decided to dishonor the check due to insufficient funds."
銀行は資金不足のため、その小切手の支払いを拒絶することを決定した。