costly
costly は単に価格が高いことを指すだけでなく、その代償として失うものがあるという損失や犠牲のニュアンスを強く含みます。単に値段が高いことを表す expensive が、商品の価格設定や予算との兼ね合いに焦点を当てるのに対し、costly はその支出や選択がもたらす結果としての負担や痛手を強調します。
例えば、高級車を買うことは expensive ですが、不注意な判断で多額の賠償金を支払うことや、戦略的なミスで重要な市場を失うことは costly と表現されます。このように、金銭的なコストだけでなく、時間、努力、あるいは精神的な犠牲を伴う場合に非常に適した単語です。
意味の使い分けと注意点
金銭的な文脈では費用がかかるという意味になりますが、比喩的な文脈では犠牲の大きいという意味で頻繁に使われます。特に、間違いや失敗がもたらす深刻な影響を表現する際に効果的です。
❌ a costly car(単に高い車を指す場合は expensive が自然です)
✅ a costly mistake(取り返しのつかない、あるいは多額の損失を招く間違い)
✅ a costly victory(勝利はしたが、多くの犠牲を払った勝利)
類義語との比較
expensive との最大の違いは、前述の通り代償の感覚があるかどうかです。また、pricey は口語的で(予想より)高いという軽いニュアンスですが、costly はよりフォーマルで、事態の深刻さや重大さを伴う傾向があります。
文法的には形容詞として機能し、名詞を直接修飾したり、補語として状態を説明したりします。数えられない概念(損失や犠牲)を伴うことが多いため、具体的な個数よりも、その影響の大きさに注目して使用してください。
意味
価格が高い、または購入や維持に多額の費用を必要とする状態
"The company invested in a costly new marketing campaign."
その会社は費用のかかる新しいマーケティングキャンペーンに投資した。
大きな損失や犠牲、あるいは重大な過ちを招く状態
"The defender's error proved costly, leading to the opposing team's winning goal."
ディフェンダーのミスが致命的な結果となり、相手チームに決勝ゴールを許した。