benevolent
benevolentは、単に親切であること以上に、高い道徳心や慈悲の心を持ち、他者の幸福を心から願って行動する様子を表します。特に、権力や富を持つ人が、自分より弱い立場にある人々に対して寛大に接したり、社会的な貢献を行ったりする文脈でよく使われる、非常にフォーマルで格調高い言葉です。
類義語との使い分けkindやniceが日常的な親切心や性格の良さを指すのに対し、benevolentはより組織的、あるいは精神的な慈悲深さを強調します。例えば、個人のちょっとした親切にはkindを使いますが、慈善団体による支援や、指導者が国民に示す寛大さにはbenevolentが適しています。
kind: 日常的な親切(例:道を教える、ドアを開ける)
benevolent: 慈悲深い精神に基づく支援(例:奨学金制度を設ける、貧困層を救済する)
注意すべき表現と文脈
この単語は、政治的な文脈でbenevolent dictatorship(慈悲深い独裁)という表現に使われることがあります。これは、独裁的な権力を持ってはいるものの、その権力を国民の福祉や利益のために行使している状態を指します。このように、単なる優しさではなく、権限を持つ者が示す寛容さというニュアンスが含まれる点に注意してください。
また、日本語のベネフィット(利益)と同じ語源を持つため、根本的に善い(bene)意志(vol)という意味が含まれています。そのため、単にいい人というよりも、善意に満ちたという精神的な方向性が強い言葉です。
意味
善意があり親切な。他人のためになることをしたいという願いに満ちた様子
The benevolent donor provided funding for the new children's hospital.
その慈悲深い寄付者が、新しい小児病院への資金を提供した。