allegro
allegroはイタリア語で快活なや陽気なを意味する言葉であり、音楽用語としては単に速度が速いことだけでなく、精神的な明るさや躍動感を伴うテンポであることを示します。そのため、機械的な速さではなく、聴き手に快活な印象を与える演奏が求められます。
速度指定のニュアンス
音楽的な文脈において、allegroはmoderato(中速)よりも速く、presto(非常に速い)よりも緩やかな速度を指します。しかし、作曲家や時代によって解釈が異なるため、絶対的なメトロノームの数値よりも、楽曲が持つ快活さという感情的な質が重視されます。例えば、allegro con spirito(精神を込めて快活に)のように、さらに具体的な感情表現を付け加える修飾語と共に使われることがよくあります。
日本語での注意点
日本語でもカタカナでアレグロと表記されますが、これはあくまで音楽的な速度指定として使われます。日常会話で快活な性格や陽気な気分を表現したい場合にアレグロな人のように使うことはありません。また、単に速いという意味でfastなどの言葉と混同しがちですが、allegroには常に明るさや軽快さというポジティブなニュアンスが含まれている点に注意してください。
意味
速く、快活で、軽快なテンポで演奏される状態
The pianist played the first movement allegro.
そのピアニストは第1楽章をアレグロで演奏した。
速く、快活で、軽快なテンポで
The violin section played the passage allegro.
バイオリンセクションはその一節をアレグロに演奏した。
速いテンポを特徴とする楽曲または楽章のこと
The symphony concludes with a spirited allegro.
その交響曲は、活気あるアレグロで締めくくられる。