cherry
/ˈt͡ʃɛɹi/
チェリー
桜、サクランボ「cherry」は主に「サクランボ」という果物を指す言葉として日常的によく使われます。また、「チェリーレッド」のように鮮やかな赤色を表現する形容詞としても用いられます。さらに、「cherry-picking」という表現のように、都合の良い部分だけを選び出すという比喩的な意味合いで使われることもある点が特徴です。
意味
小さく丸い果実で、通常は赤、黒、または黄色をしており、滑らかで硬い種と短い茎を持つ。サクランボ。
サクランボを実らせる樹木や低木。サクラ属。
サクランボの風味がある、またはサクランボを含む。
鮮やかな赤色。チェリーレッド。
例文
I picked up a basket of fresh cherries at the farmer's market this morning.
今朝、ファーマーズマーケットで新鮮なサクランボをひとカゴ買ったよ。
The new car's color is a stunning cherry red, perfect for summer.
その新型車の色は見事なチェリーレッドで、夏にぴったりだ。
While the report highlights the company's successes, critics accuse it of cherry-picking data to avoid mentioning recent failures.
その報告書は会社の成功を強調しているが、批評家たちは最近の失敗に触れないよう、都合の良いデータだけを選んで使っていると非難している。
文化的背景
日本の桜(cherry blossom)は日本文化の最も象徴的なシンボルの一つです。花見(hanami)、桜前線、短命な美しさへの哀愁(もののあわれ)——桜の散り際の美しさは「無常」の象徴として日本の美意識の核心にあります。ワシントンDCの桜は1912年に日本から贈られたもので、日米友好の象徴です。
関連語
リーディング
散るから美しい cherry(サクランボ・桜)の語源は古代ギリシャのKerasos(現トルコのGiresun)——桜の木の原産地とされる地名です。フェニキア人やギリシャ人の交易によって地中海世界に広まり、ローマ人がヨーロッパに持ち込みました。 日本における桜(cherry blossom)の文化的意味は世界に類を見ません。毎年の開花は日本全土に春の訪れを告げ、気象庁が「桜前線」を発表します。花見(花を見る宴)は平安時代から続く伝統で、現代では都市公園に人々が集い、桜の下で酒食を楽しみます。 桜の最大の特徴はその短命さです。満開から散り際まで約1〜2週間——この儚さが日本の「もののあわれ」という美意識と深く共鳴します。散る桜は武士道精神の「潔さ」とも結びつけられ、旧日本軍の象徴にも使われました。美しさと無常と死が重なるcherryの象徴性は複雑です。 "cherry-pick"(つまみ食いする・都合の良いものだけ選ぶ)は、桜の木から最も美しいサクランボだけを選ぶイメージから来ています。統計や証拠を選択的に使う "cherry-picking" は学術・政治議論で批判される手法です。美しい果実も、選び方を誤れば不誠実の象徴になります。
語源
中英語 cheri、古フランス語 cerise(さくらんぼ)に由来します。ラテン語 cerasus、ギリシャ語 kerasos(さくらんぼの木)が語源で、アジア小アジア(現トルコ)のGiresun(古代名Kerasos)地方から伝わったとされています。