rejoinder
/ɹɪd͡ʒˈɔ͡ɪndɚ/
rejoinderは、単なる返答ではなく、相手の言葉に対して言い返すという能動的で鋭いニュアンスを持つ言葉です。日常会話では、相手の批判や皮肉に対して機知に富んだ切り返しをしたり、論理的に反論したりする際に使われます。単に情報を伝える answer や reply よりも、対立的な状況や、言葉の駆け引きがある文脈で用いられる傾向があります。
文脈による意味の使い分け
この単語は、日常的なやり取りと法的な手続きという、全く異なる二つの文脈で使い分けられます。
日常的な文脈: 相手の鋭い指摘に対して、即座に、あるいは巧みに切り返すことを指します。例えば、議論の中で相手の矛盾を突くような鋭い返答がこれに当たります。
法的な文脈: 裁判などの手続きにおいて、相手側が提出した答弁書に対し、さらに反論を述べるための正式な書面である再答弁書を指します。これは非常に形式的な文書であり、日常会話の切り返しとは性質が異なります。
類義語との違いrejoinderを他の返答を意味する単語と比較すると、その特異性が明確になります。
reply や answer:これらは最も一般的で中立的な返事や回答を指します。感情的な対立や戦略的な意図は含まれません。
retort:rejoinderに非常に近い意味ですが、retortはより感情的で、怒りや苛立ちを含んだ言い返しというニュアンスが強くなります。一方でrejoinderは、より知的で計算された、あるいは形式的な反論という側面を持ちます。
注意すべき点
日本語で返答と訳されることが多いですが、英語のrejoinderには常に相手の出方に対する反応という対抗的なニュアンスが含まれています。そのため、単に質問に答えるだけの場面でこの単語を使うと、不自然に攻撃的または形式的に聞こえる可能性があります。
❌ 質問に答える(単なる回答):He gave a rejoinder to the question.(不自然です)
✅ 批判に切り返す(鋭い反論):He delivered a sharp rejoinder to the accusation.(適切です)
意味
例文
彼の素早い切り返しに、他の理事たちは言葉を失った。
私の褒め言葉に対して、彼があれほど辛辣な切り返しを用意していたなんて信じられない。
あの馬鹿げた主張に対する私の切り返しを聞くまで待っていてくれ。
弁護士は新しい証拠に対処するため、慎重に再答弁書を作成した。
She paused for a moment before delivering a devastating rejoinder.
彼女は一瞬の間を置いてから、決定的な切り返しを放った。
裁判所は再答弁書の提出期限の延長を認めた。
巧みな切り返しを考えようとするのはやめて、ただ謝罪しろ。
彼は薄く笑い、議論を終わらせるような淡々とした切り返しを見せた。