pride
この単語は、文脈によって肯定的な誇りと否定的な自尊心という正反対のニュアンスを持つため、注意が必要です。自分自身の努力や成果に対して満足感を得ている場合は、日本語の誇りに相当し、非常にポジティブな意味になります。一方で、自分の価値を過剰に高く見積もったり、他人に屈することを嫌ったりする態度は自尊心や慢心と訳され、傲慢さという否定的な意味合いを含みます。
意味の使い分けと注意点
肯定的な意味で使う場合は、take pride in という表現がよく使われ、ある事柄に価値を置き、それを大切にしている様子を表します。対して、否定的な意味では pride が主語となり、それが原因で失敗したり、頑固になったりする状況を描写します。
肯定的な例: She takes pride in her work.(彼女は自分の仕事に誇りを持っている。)
否定的な例: His pride prevented him from apologizing.(自尊心が邪魔をして、彼は謝ることができなかった。)
また、動物の文脈では、ライオンの社会的な集団を指す特殊な名詞として使われます。この意味で使われる場合は、個人の感情とは全く関係がないため、文脈から判断してください。
類義語との違いpride と似た意味を持つ dignity との使い分けが重要です。dignity は、人間として当然持っているべき尊厳や品位を指し、外部からの評価に関わらず保たれる静かな価値を意味します。それに対し pride は、達成感や自己評価に基づいた、より感情的で変動しやすい感覚を指します。
dignity:静かな品位や人間としての権利(例:尊厳を持って生きる)
pride:達成感による喜び、または過剰な自己評価(例:成功に誇りを持つ、あるいは慢心する)
文法的な補足
名詞として使われるほか、pride oneself on という形で〜を自慢にする 〜に誇りを持つという動詞的な用法があります。この場合、前置詞 on を伴う点に注意してください。
Countable when referring to a specific group of animals (a pride of lions). Uncountable when referring to the emotion of satisfaction or the trait of arrogance.
意味
例文
句動詞
pride oneself on
特定の能力や資質に誇りを持つこと
彼女はプレッシャーの下でも冷静さを保つことができる能力に誇りを持っている。