paltry
paltryは、単に量や数が少ないことではなく、その少なさが不十分である 価値がない 馬鹿げているという否定的な感情や軽蔑のニュアンスを強く含みます。日本語ではわずかなや取るに足らないと訳されますが、話し手のこんな少なすぎる量でどうしろというのかという不満や、相手への侮辱的な感覚が込められている点が特徴です。
例えば、給与や報酬が期待を大きく下回っている場合や、提示された金額があまりに低すぎて失礼だと感じる状況でよく使われます。単に客観的な少なさを表す small や few とは異なり、主観的な不十分さや価値の低さを強調する言葉です。
類義語との使い分けminimal と比較すると、minimal は必要最低限のや最小限のという客観的な基準や、効率性を重視した少なさを指すことが多いです。一方で paltry は、基準に達していないことへの不満や、軽視する気持ちが含まれます。
a minimal amount: 必要最低限の量(中立的、または効率的な少なさ)
a paltry amount: わずかすぎる量(不満や軽蔑を含む少なさ)
また、trivial も取るに足らないという意味で使われますが、trivial は主に重要ではない 些細なという事柄の重要性に焦点を当てます。対して paltry は、主に金額や量などの規模が小さすぎて価値がないことに焦点を当てます。
注意すべき表現と文脈
この単語は非常に強い否定的な響きを持つため、ビジネスシーンで相手に提示する条件に使うと、相手を侮辱することになりかねません。あくまで不当に少ないと感じる状況を記述したり、批判したりする際に使用します。
❌ I can offer you a paltry sum.(あなたにわずかな金額を提示します。→ 相手を馬鹿にしているように聞こえます)
✅ They offered me a paltry sum for all my hard work.(あんなに頑張ったのに、彼らは私にわずかすぎる金額しか提示しなかった。)
意味
例文
彼は生涯かけて集めた希少な切手のコレクションに対し、わずかな金額しか提示されなかった。
会社が提示した昇給額はわずかなもので、インフレ率をかろうじてカバーできる程度だった。
あんなにわずかな報酬で、週末ずっと働くことを期待されているなんて信じられない。
家全体がめちゃくちゃなのに、一部屋だけ掃除するのは取るに足らない努力に思える。
軍はわずかな量の物資しか受け取れず、撤退を余儀なくされた。
あのような取るに足らない言い訳では、取締役会を納得させることはできない。