colloquial
colloquialは、書き言葉や公式な場での話し言葉ではなく、友人や家族との日常的な会話で使われる口語的なスタイルを指します。単に話し言葉であるということだけでなく、文法的に崩れた表現や、特定の地域・グループで使われる慣用的な言い回しが含まれるというニュアンスがあります。
日本語の口語に近い概念ですが、英語では特にformal(正装のような堅い表現)に対する対照的な概念として意識されます。例えば、ビジネスメールや論文で使うべき表現ではなく、カフェでの雑談やSNSの投稿に適した表現を指してcolloquialと呼びます。
類義語との使い分けcolloquialは、言語学的な視点から日常会話の形式を指すため、中立的な響きがあります。一方で、slang(俗語)はより限定的なグループ(若者や特定の職業など)で使われる、さらに崩れた、あるいは一時的な流行語を指します。colloquialな表現は世代を問わず広く通じる日常語であることが多いですが、slangは文脈によっては不適切とされる可能性が高くなります。
colloquial: 日常的に広く使われる口語表現(例:gonna や wanna)
slang: 特定の集団で使われる非常に砕けた表現(例:lit や ghost)
注意すべき誤用
日本語で口語体と言うとき、単に話し言葉であることを指しますが、英語でcolloquialを使う際は、(フォーマルな場では)不適切であるという含みを持つことがあります。そのため、相手にあなたの英語はとてもcolloquialですねと伝えると、文脈によっては言葉遣いが砕けすぎているという指摘に聞こえる場合があります。
❌ This legal document is written in a colloquial style.(法的文書が口語的なスタイルで書かれている。→ 文脈的に不自然です)
✅ The dialogue in the novel is very colloquial, making the characters feel real.(小説の中の台詞がとても口語的なので、登場人物がリアルに感じられる。)
意味
例文
その用語は口語的な話し言葉では一般的だが、学術論文で使われることはめったにない。
取締役会では、そのような口語的な表現を使うのは避けるべきだ。
著者は登場人物をより現実的に感じさせるために、口語的な言語を用いている。
辞書は学習者に注意を促すため、その単語に口語的であるという印を付けている。
このフレーズは、都会でもまだ口語的だと見なされているのだろうか。
Their conversation was filled with colloquialisms and local slang.
彼らの会話は、口語表現や地元の俗語で溢れていた。