wheeze
呼吸に関するニュアンス
wheeze は、喘息や気管支炎などの疾患により、気道が狭くなった状態で呼吸する際に発生するゼーゼー ヒューヒューという笛のような音を伴う呼吸状態を指します。単に息が切れている状態(pant や gasp)とは異なり、物理的に空気の通り道が制限されていることによる特有の音に焦点が置かれています。
❌ He was wheezing after the run. (単に激しく息を切らしているだけなら panting が適切です)
✅ The asthma patient began to wheeze. (喘息による特有の呼吸音が出ている状態)
比喩的な表現と機械への適用
人間以外にも、古い機械やエンジンが限界に近い状態で無理に動作し、不自然な音を立てている様子を表現する際に使われます。また、極限まで体力を消耗して、かろうじて言葉を絞り出す様子を表現する場合にも用いられます。
注意すべき点
口語的な表現として、非常に質の低い、あるいは古臭い冗談(bad joke)を指して wheeze と呼ぶことがあります。これは(笑いすぎて)喘ぐというイメージから派生したスラング的な用法であり、医学的な意味とは全く異なるため、文脈による判断が必要です。
文法的には、自動詞として喘ぐという動作を表すほか、名詞としてその喘鳴(ぜんめい)という音自体を指します。
意味
喘息やその他の呼吸器疾患により、胸の中で笛のような音やゼーゼーという音を立てて呼吸する
"The patient began to wheeze heavily after the exercise."
運動負荷試験の後、患者は激しく喘ぎ始めた。
何かを言おうとしながら、笛のような呼吸音を伴って話す
"He wheezed a few words of greeting before pausing for breath."
彼は倒れる前に、なんとか数言の謝罪の言葉を絞り出した。
呼吸時に出る笛のような音やゼーゼーという音。特に呼吸困難を示すもの
"The doctor listened closely to the audible wheeze in the child's lungs."
彼女が息を吐くたびに、大きな喘鳴が聞こえた。
巧妙または驚くべきとされる冗談や手品。しばしばいたずらの文脈で使われる
"The salesman tried to sell the car using some old marketing wheeze."
その手品師の最新のいたずらは、観客の手からコインを消すというものだった。
古い機械やエンジンが動作に苦労しているときに、笛のような音を出す
古い掃除機が厚いカーペットを吸い込もうとして、喘ぐような音を立て始めた。