uncommunicative
相手に情報を伝えようとする意欲が欠けていたり、感情や考えを外に出さない閉鎖的な態度を指します。単に話すことがないのではなく、意識的に、あるいは性格的に心を開かないという心理的な壁があるニュアンスが強い言葉です。
例えば、誰かが怒っていたり、深い悩みがあったりして、周囲が問いかけても短くしか答えなかったり、沈黙を守ったりする様子を表す際に非常に適しています。
類義語との使い分けuncommunicative は、コミュニケーションを拒絶する態度に焦点を当てます。一方で quiet や silent は単に音がしない 口数が少ないという物理的な状態を指し、必ずしも拒絶の意図は含まれません。
また、reserved は控えめなという意味で、礼儀正しさや慎重さから口数が少ないポジティブな、あるいは中立的なニュアンスを含みますが、uncommunicative は相手に不便やもどかしさを感じさせる、ややネガティブな文脈で使われることが多い傾向にあります。
❌ He is quiet. (彼は静かだ。単なる状態の説明)
✅ He is uncommunicative. (彼は口数の少ない。情報を共有することを嫌がっている様子)
注意すべき表現の落とし穴
日本語でコミュニケーション能力が低いと言うとき、つい uncommunicative を使いがちですが、これは誤りです。この単語は能力(スキル)ではなく意思(態度)の問題を指します。対人スキルが不足している場合は poor communication skills と表現するのが適切です。
❌ She is uncommunicative because she is shy. (彼女は内気なのでコミュニケーション能力が低い。とはならない)
✅ She became uncommunicative after the argument. (口論の後、彼女は口数の少なくなった。=情報を共有することを嫌がるようになった)
意味
他人に話をしたり情報を共有したりすることを嫌がる様子
He became increasingly uncommunicative after the accident.
彼は事故の後、次第に口数が少なくなった。
明確なメッセージを伝えていない、または情報を効果的に伝達できていない状態
The data provided in the report was largely uncommunicative of the actual risks.
報告書に記載されたデータは、実際のリスクをほとんど伝えていなかった。