thunder
音の性質と比喩的な表現
thunder は、単に雷の音を指すだけでなく、物理的に大きく、低く、鳴り響く音全般を表現する際に使われます。例えば、大砲の音や激しい滝の音、あるいは大型車両が走り抜ける際の轟音などに用いられます。これにより、単なる騒音ではなく、地面を揺らすような圧倒的な力強さや威圧感を伴う響きを強調することができます。
また、人の声に対して使われる場合は、単に大声であることではなく、相手を圧倒したり、怒りで震えさせたりするような怒鳴り声というニュアンスになります。相手を威圧し、屈服させようとする強い感情が込められた表現です。
類義語との使い分け
roar とはどちらも轟音と訳されますが、roar はライオンの咆哮やエンジンの唸りのように、持続的な激しい音に重点が置かれます。一方で thunder は、雷のように衝撃的で、空間全体に響き渡る重低音の感覚が強い言葉です。
❌ The car thundered slowly.(ゆっくり走ることに轟音という表現は不自然です)
正しい例: The train thundered past the station.(列車が駅を轟々と走り抜けた)
文法的な注意点
名詞として使う場合は不可算名詞として扱われることが一般的ですが、個別の雷鳴を指して a clap of thunder や a peal of thunder のように単位を表す名詞と共に使われます。動詞として使う場合は、自動詞として轟くという意味で使われるほか、他動詞として(大きな音を立てて)〜を震わせるといった文脈で用いられます。
意味
嵐の最中に稲妻が光った後に聞こえる、大きく鳴り響く音
"The thunder rolled across the valley after the flash of lightning."
稲妻が光った後、谷に雷鳴が轟いた。
雷のような、大きく深く鳴り響く音を出す
"The cannons thundered in the distance during the battle."
戦いの中、遠くで大砲が轟いた。
大きく力強い、威圧的な声で話すまたは叫ぶ
"The judge thundered at the lawyers to remain silent."
裁判官は弁護士たちに静かにするようにと怒鳴りつけた。