tentative
不確定な状態と心理的なためらい
tentative は大きく分けて二つの異なるニュアンスを持ちます。一つは、計画や合意などが暫定的なあるいは仮の状態であることです。これは、後で変更される可能性があるため、まだ確定していないという客観的な状況を指します。ビジネスシーンでのスケジュール調整や、正式な契約前の合意などで頻繁に使われます。
もう一つは、人の態度や動作がためらいがちなあるいはおずおずとした様子を指すことです。これは、自信のなさや不安から、慎重に、あるいは不確実に振る舞う心理的な状態を表します。
類義語との使い分け
provisional も暫定的なと訳されますが、provisional は制度や法律、公式な任命など、より形式的で一時的な措置というニュアンスが強い傾向にあります。一方で tentative は、単にまだ決まっていない 変更の余地があるという柔軟なニュアンスで使われることが多いです。
また、心理的な意味での hesitant との違いについてですが、hesitant は迷って行動に移せないという静止に近い状態を強調するのに対し、tentative は不安ながらも、おずおずと試みているという、不確かな動きを伴う様子を表現します。
暫定的な計画: a tentative schedule
おずおずとした微笑み: a tentative smile
意味
確定しておらず、変更や確認の可能性がある状態
"We have a tentative agreement on the price of the house."
価格については暫定的な合意に至っているが、契約書にはまだ署名されていない。
自信がなく、躊躇しているか不確かな様子
"She took a few tentative steps across the icy pavement."
彼女は崖の縁に向かって、おずおずと数歩踏み出した。