sceptical
scepticalは、提示された情報や主張を鵜呑みにせず、それが本当に正しいのか、あるいは実現可能なのかについて疑いを持つ状態を指します。単に信じないという否定的な態度ではなく、証拠が不十分であるため、納得させるにはさらなる証明が必要だという批判的な視点や慎重な姿勢が含まれています。
日本語の懐疑的なという訳語が示す通り、知的な判断に基づいた疑念を表すため、ビジネスシーンや学術的な議論、政治的な文脈で頻繁に用いられます。
類義語との使い分けscepticalは、根拠を求める慎重な姿勢を強調しますが、他の疑うという意味を持つ単語とはニュアンスが異なります。
doubtful: scepticalよりも主観的な不安や、可能性が低いという確信に近いニュアンスです。例えば、天候や成功の可能性について(おそらく無理だろうと)疑わしいと感じる場合はdoubtfulが適しています。
suspicious: 相手が何か悪いことをしている、あるいは不正に手を染めているという不信感や警戒心を伴う疑いです。犯罪や裏切りを疑う場合はこちらを使用します。
注意すべき表現と用法
この単語は、特定の対象に対して懐疑的であることを示すため、前置詞 about や of を伴って使われるのが一般的です。
❌ I am sceptical that he can do it.(文法的に間違いではありませんが、形容詞としての用法では前置詞を用いる方が自然です)
✅ I am sceptical about his ability to do it.(彼の能力について懐疑的だ)
また、日本語で懐疑的と言うとき、単に否定的な(negative)という意味で使われることがありますが、英語のscepticalはあくまで真偽を疑うというプロセスに重点が置かれています。単に反対しているだけの場合は opposed to や against を使う方が適切です。
意味
ある事柄の真実性や妥当性について、疑いを持っている様子
He remained sceptical about the new government policy.
彼は政府の新政策について懐疑的なままでいた。