regret
感情としての後悔と丁寧な断り
regret は、単に後悔するという感情だけでなく、ビジネスやフォーマルな場面で残念ながら〜であると申し訳なさを伝える際に非常に頻繁に使われます。日本語の後悔は、過去の失敗に対する強い自責の念や悲しみを伴うことが多いですが、英語の regret は、単に別の選択をすればよかったという軽い心残りから、深い絶望感まで幅広くカバーします。
特に I regret to inform you that... という表現は、相手に不都合な知らせ(不採用通知や拒絶など)を伝える際の定型句であり、ここでの regret は後悔ではなく遺憾に思うや心苦しく思うというニュアンスになります。
類義語との使い分け
remorse: regret よりもはるかに強く、道徳的な罪悪感や激しい自責の念を伴う場合にのみ使われます。法的な文脈や、取り返しのつかない重大な過ちを犯した際に用いられます。
rue: 文学的な響きを持つ言葉で、後になってあんなことをしなければよかったと深く悔やむ様子を表します。日常会話ではあまり使われません。
文法的な注意点
regret の後に動詞が続く場合、形によって意味が大きく異なります。
regret + 動名詞(-ing): 過去にしたことを後悔する場合に使います。
regret + 不定詞(to do): これからすることを残念に思う(主に悪い知らせを伝える)場合に使います。
❌ I regret to leave the city. (街を離れたことを後悔している、と言いたい場合は不適切)
✅ I regret leaving the city. (街を離れたことを後悔している)
✅ I regret to tell you that the flight is canceled. (残念ながら便がキャンセルになったことをお知らせします)
意味
起きたことや行ったことに対する、悲しみ、反省、または失望の感情
"He felt a deep sense of regret for the words he had spoken in anger."
彼は怒りに任せて口にした言葉に、深い後悔を感じた。
自分が行ったこと、あるいは行うべきだったのにしなかったことに対して、悲しみや反省、失望を感じる
"She began to regret her decision to quit the job."
彼女は、何年も前に故郷を離れたことを深く後悔している。
誰かに何かを知らせることを申し訳なく思うこと。主に正式な伝達において、悪い知らせを伝える際に用いられる
"We regret that your application has been unsuccessful."
残念ながら、あなたの申請は不採用となりましたことをお知らせいたします。