privileged
privileged は、単に幸運であるということではなく、社会的な地位、経済的な豊かさ、あるいは法的な権利などによって、他の人々が持っていない特別な優位性や特権を持っている状態を指します。日本語の特権的なに近い意味ですが、文脈によってニュアンスが大きく異なります。
社会的な優位性と特権
社会的な文脈で使われる場合、生まれ持った環境や階級によって得られた不公平な利点を指します。この意味では、しばしば批判的なニュアンスが含まれ、特権を持っている側がその恩恵に無自覚であることへの指摘として使われることがあります。
❌ privileged を単に運が良いという意味で使うのは不適切です。例えば、宝くじに当たったことは lucky であり、代々資産を持つ家に生まれたことは privileged です。
例: privileged background(恵まれた家庭環境)
法的な秘匿特権
法律の分野では、非常に専門的な意味を持ちます。特に弁護士と依頼人の間の通信内容など、法的に開示を拒否できる権利がある状態を指します。これは日常会話で使われる恵まれたという意味とは全く異なるため、法廷ドラマや法律文書で登場した際は注意が必要です。
例: privileged communication(秘匿特権のある通信)
心理的な光栄さと感謝
一方で、非常にポジティブな意味で光栄に思うという感情を表す際にも使われます。これは、自分にとって価値のある特別な機会を与えられたことへの謙虚な感謝を示す表現です。
例: I feel privileged to be here.(ここにいられることを大変光栄に思います。)
類義語との使い分けadvantaged と似ていますが、advantaged は主に経済的・社会的に有利な状況にあるという客観的な状態を指すのに対し、privileged はより強い特権という概念や、それに対する感情的な反応(特権への批判や、機会への感謝)を伴う傾向があります。
意味
他の人が利用できない特別な権利、利点、または免除を持っている状態
The children from privileged backgrounds often have better access to higher education.
恵まれた環境にある子供たちは、高等教育へのアクセスが良いことが多い。
専門的な関係に基づき、法廷での開示から保護されている機密の状態
The lawyer refused to reveal the privileged communications between him and his client.
弁護士は、自身と依頼人の間の秘匿特権のある通信内容を明かすことを拒否した。
特別な機会や経験を与えられたことに対して、光栄に感じたり感謝したりしている状態
I felt privileged to be invited to speak at the international conference.
国際会議で講演に招待され、大変光栄に感じた。