nurture
/ˈnɜːɹ.tʃəɹ/
nurtureは、単に物理的に世話をするだけでなく、愛情や関心を注ぎながら、潜在的な能力や性質を時間をかけて引き出し、成長させるという精神的な側面が強い言葉です。日本語の育てるや養育に相当しますが、特に教育、才能の開花、あるいは人間関係の構築など、時間をかけた丁寧な育成プロセスを強調する場合に用いられます。raiseとの違いに注意してください。raiseは子供を大人にするまで物理的に養い、育てるという生存と成長に重点を置いた一般的な表現です。一方でnurtureは、特定のスキルや人格、感情的な成熟を促すという質的な向上や育成に焦点が当たっています。
意味上の使い分けとニュアンス
能力や才能の育成: 知識や技術だけでなく、創造性や自信などの内面的な成長を促す際に使われます。例えば、nurture a talent(才能を育てる)のように、もともと持っている種を芽吹かせるイメージです。
関係性の構築: 人間関係や信頼関係を大切に維持し、深めていく際にも使われます。nurture a relationship(関係を育む)という表現は、相手への配慮や努力を継続的に行う様子を表します。
比喩的な表現: 希望や計画、あるいは疑念などの感情を心の中でじっくりと育てる場合にも適用されます。
注意すべき表現と誤用
日本語で育てると言うとき、植物や動物に対しても使いますが、英語のnurtureを植物に使う場合は、単に水をやるだけでなく、特別な配慮を持って大切に育てるというニュアンスが含まれます。日常的な園芸にはgrowが一般的です。
❌ nurture a plant(単に植物を栽培する場合。不自然ではありませんが、過剰に丁寧な印象を与えます)
✅ grow a plant(一般的な栽培)
✅ nurture a child's curiosity(子供の好奇心を育てる:精神的な育成なので最適)
文法的な特徴
動詞として使われるほか、名詞として養育や育成という意味でも用いられます。特に心理学や生物学の文脈で、生まれ持った性質であるnature(天性)と対比させて、後天的な環境による影響を指すnurture(養育・環境)という対比構造で頻繁に登場します。
Countable when referring to a specific act or method of care (a nurture). Uncountable when referring to the general environmental influence on a person's development.
意味
人や物の成長や発達を、世話をしたり促したりして助ける
The teacher worked hard to nurture the students' creative talents.
教師は生徒たちの創造的な才能を育てるために懸命に努力した。
人や物の成長や発達を世話して促すプロセス
The child flourished under the nurture of a loving family.
その子は愛情深い家族の養育のもとで健やかに成長した。