identifier
identifierは、日本語では一般的に識別子と訳されます。この言葉の核心にあるのは、膨大な数がある中から特定のひとつを間違いなく指し示すという機能です。日常的な文脈では、マイナンバーや社員番号、パスポート番号のように、個人の特定に不可欠な固有の情報を指します。
コンピューターサイエンスにおける役割
プログラミングの文脈では、変数名や関数名など、ソースコード内で特定のデータや処理にアクセスするための名前を指します。人間にとっての意味(意味論)よりも、コンピューターが他の要素と混同せずに処理できる一意性が重視されます。
user_age や calculate_total など、開発者が定義する名前がこれに当たります。
日本語のIDとの違い
日本語でよく使われるアイディー(ID)は、多くの場合、ログイン用のユーザー名や管理番号などの具体的な値を指します。一方でidentifierは、その値を格納する項目名や、識別するための仕組み・属性という、より概念的で抽象的な意味合いで使われる傾向があります。
❌ Please enter your identifier. (ユーザーにIDの入力を求める場合は ID や username を使うのが自然です)
✅ The employee number serves as a unique identifier. (社員番号が識別子として機能するという、仕組みの説明に適切です)
文法的な注意点
この単語は可算名詞です。特定のシステム内で複数の識別子が使われている場合は複数形の identifiers となります。また、形容詞的に unique identifier(一意の識別子)という形で使われることが非常に多く、重複が許されない厳格な識別であることを強調します。
意味
ある人物、物体、または実体を他のものと明確に区別するために使用される、名前や番号などの情報
The employee ID number serves as a unique identifier for each staff member.
従業員番号は、各スタッフメンバーを個別に識別するための固有の識別子として機能する。
コンピュータープログラミングにおいて、コード内の変数、関数、またはその他の実体の名前として使用される文字列
The programmer chose a descriptive identifier for the variable to make the code easier to read.
プログラマーは、コードを読みやすくするために、変数に分かりやすい識別子を選択した。