highwayman
highwaymanは、単なる強盗ではなく、歴史的な背景を持つ特定の犯罪者を指します。主に17世紀から18世紀のイギリスなどで、馬に乗り、公道を旅する人々を襲った強盗を指す言葉です。現代の強盗を意味する robber や bandit とは異なり、時代劇や歴史小説に登場するような、ある種のロマン主義的な犯罪者というニュアンスが含まれることがあります。
時代背景とイメージ
この言葉が想起させるのは、礼装に身を包み、馬を巧みに操り、時には紳士的な振る舞いを見せながら金品を奪うというステレオタイプなイメージです。そのため、現代の日常会話で使うことはまずありません。もし現代の路上で強盗に遭った場合に highwayman と呼ぶと、相手が18世紀の衣装を着て馬に乗っていることを期待しているような、不自然で滑稽な表現になってしまいます。
❌ 現代の強盗に対して:The highwayman stole my bag.(不自然です)
✅ 歴史的な文脈で:The story is about a notorious highwayman in the 18th century.(適切です)
類義語との使い分けrobber は最も一般的で、暴力や脅迫を用いて物を奪う人を指します。一方、bandit はしばしば組織的な集団や、山岳地帯などの辺境で活動する無法者を指す傾向があります。これらに対し highwayman は、あくまで公道(highway)という特定の場所と、馬という移動手段に結びついた歴史的な呼称である点に注意してください。
文法的な注意点
この単語は可算名詞です。単数形で使う場合は不定冠詞 a や定冠詞 the を伴い、複数形にする場合は highwaymen と綴りが変化します。
意味
主に17世紀から18世紀にかけて、通常は馬に乗り、公道を旅する人々を標的にした強盗
The highwayman demanded the carriage driver hand over all his gold.
街道強盗は、馬車の御者に持っている金をすべて渡すよう要求した。