graze
草を食む動作と放牧
graze の最も一般的な意味は、牛や羊などの家畜が野原で草を食べることです。単に食べるのではなく、広い範囲をゆっくり移動しながら、地面の草を少しずつ食んで回る様子を指します。そのため、日本語では草を食むや放牧すると訳されるのが自然です。
表面的な接触と擦り傷
物理的な接触に関する場合、graze は表面をかすめるあるいは軽くこすれるという意味になります。深く切り裂くのではなく、皮膚や物体の表面を薄く削るような接触を指します。この動作の結果として生じる擦り傷という名詞としての使い方も非常に一般的です。
graze the skin(皮膚をかすめる/擦りむく)
a grazed knee(擦りむいた膝)
類義語との使い分け
かすめるという意味で brush と比較すると、brush は単に軽く触れるニュアンスが強いのに対し、graze は摩擦によって表面に傷がついたり、削れたりするという損傷のニュアンスが含まれます。また、深い切り傷を指す cut や slash とは明確に区別され、あくまで浅い傷であることに重点が置かれます。
意味
野原で草を食べること
"The cattle were grazing peacefully in the meadow."
牛たちが牧草地で穏やかに草を食んでいた。
移動しながら、人や物の皮膚に軽く触れたり、こすったりすること
"The bullet grazed his shoulder, leaving only a shallow scratch."
弾丸が彼の肩をかすめ、浅いひっかき傷だけを残した。
通り過ぎる際に、表面に軽く触れたりこすれたりすること
"The aircraft's wing grazed the top of the hangar during takeoff."
離陸時に航空機の翼が格納庫の屋根に接触した。
粗い表面にこすれたことで生じた、皮膚の軽いひっかき傷や擦り傷
"She had a nasty graze on her knee after falling off the bike."
自転車から転倒して、彼女は膝にひどい擦り傷を負った。