flattering
flattering は、大きく分けて外見を実物より良く見せるという意味と、相手に媚びる、お世辞を言うという二つの異なる文脈で使用されます。日本語ではどちらもお世辞や(良く)見せると訳されますが、英語では物理的な視覚効果と、心理的な意図による賞賛を明確に使い分けます。
外見上の効果
衣服や照明、メイクなどが、その人の最高の部分を強調し、欠点を隠して、実際よりも魅力的に、あるいは細身に見せる場合に用いられます。これは単に似合っているだけでなく、実物よりも良く見せているというニュアンスが含まれます。
This dress is flattering.(このドレスは(体型をカバーして)あなたをとても魅力的に見せてくれます)
単に服が似合っていると言いたい場合は suits や looks good on を使うのが一般的ですが、flattering を使うことで(視覚的な効果によって)実物以上に良く見せているという点に焦点が当たります。
心理的な賞賛とお世辞
相手から高い評価を受けたり、褒められたりして光栄だと感じる状況、あるいは逆に、何か目的があって相手に過剰な褒め言葉を贈る状況で使用されます。後者の場合は、不誠実な意図が含まれるため、日本語のお世辞のや媚びるという感覚に近くなります。
I am flattered.((褒められて)光栄です/照れますね)
a flattering smile(媚びるような笑み/お世辞の笑み)
注意すべき使い分け
日本語のお世辞は、相手を喜ばせるための嘘や誇張を指しますが、英語の flattering が外見について使われる場合は、ポジティブな意味での視覚的な演出を指します。そのため、服について It's flattering と言われた場合、それは実物と違う(嘘である)という否定的な意味ではなく、最高の状態であなたを見せているという褒め言葉になります。