dura
硬膜
名詞
複数形: durae
duraは、解剖学的な専門用語であるdura mater(硬膜)の短縮形です。医学的な文脈や外科手術の現場では、簡潔にduraと呼ぶことが一般的です。この言葉はラテン語で硬いを意味するdurusに由来しており、その名の通り、脳や脊髄を保護する非常に強固な繊維層であることを示しています。
医学的文脈での使用
主に脳神経外科や神経解剖学の分野で使用されます。例えば、手術中に硬膜を切開したり、損傷した硬膜を縫合したりする際など、具体的な処置の内容を説明する際に頻繁に登場します。日常会話で使われることはまずなく、専門的な医療報告書や学術論文、あるいは医師同士の会話で用いられる言葉です。
関連用語との区別
脳を包む膜は三層構造になっており、dura(硬膜)はその最外層にあたります。その内側にあるarachnoid mater(クモ膜)やpia mater(軟膜)とは、組織の硬さや機能が明確に異なります。特にduraは他の二つの膜に比べて圧倒的に厚く、物理的な衝撃から中枢神経系を守るという重要な役割を担っています。
意味
名詞硬膜
脳と脊髄を包む、硬い繊維質の最外層の膜。正式には硬膜として知られる
The surgeon carefully incised the dura to access the cerebral cortex.
外科医は大脳皮質に到達するため、慎重に硬膜を切開した。