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antheridium

造精器
名詞
複数形: antheridia

antheridiumは、主にコケ植物やシダ植物などの下位植物に見られる雄性生殖器官を指す専門的な生物学用語です。この器官の主な役割は、鞭毛を持つ運動性の精細胞を産生し、受精のために放出することにあります。

生物学的役割と構造

造精器は、多くの場合、保護的な組織に囲まれており、成熟すると精子が放出されます。これらの精子は水膜を介して泳いで卵へと到達するため、水辺の環境や雨などの水分が受精に不可欠な役割を果たします。このような原始的な生殖メカニズムは、種子植物に見られる花粉管による受精とは根本的に異なります。

用語の対比と使い分け

植物学において、antheridium(造精器)は対となる雌性生殖器官であるarchegonium(造卵器)と対比して用いられます。また、高等植物の雄しべにある花粉を作る部分であるanther(葯)と綴りが似ていますが、antheridiumはより原始的な植物群の器官を指すため、文脈に応じて厳密に使い分ける必要があります。

意味

名詞造精器

コケ植物、シダ植物、および一部の藻類における、精細胞を産生する雄性生殖器官

The antheridium releases motile sperm that swim toward the egg.

造精器から運動性のある精子が放出され、卵に向かって泳ぐ。

関連語

Last Updated: July 2, 2026Report an Error