all
すべての / あらゆる / すべて / 全員 / 完全に
determiner代名詞副詞
意味の広がりとニュアンスall は、ある範囲内の全体やすべてを指す非常に汎用性の高い単語です。単に数量的な全体を指すだけでなく、文脈によって完全にという強調の意味や、ずっとという時間の継続を表す場合もあります。
日本語では、対象が物であればすべて、人であれば全員やみんな、時間であればずっとや〜中と訳し分けるのが自然です。
使い分けの注意点all と every はどちらもすべてと訳されますが、視点が異なります。all はグループ全体を一つの塊として捉える総括的な視点であるのに対し、every はグループの中の個々の要素に注目する個別の視点です。
all the students:生徒たち全員(一つのグループとして)
every student:どの生徒も(一人ひとりに注目して)
また、all が形容詞的に使われる際、all the [名詞] の形になることが多い点に注意してください。一方で every の後は必ず単数名詞が来ます。
強調表現としての用法all は、状態を強調する副詞的に使われることがあります。例えば all alone(完全に一人きりで)や all wet(びしょ濡れで)のように、ある状態が極限まで達していることを示します。この場合、すべてではなく完全にやすっかりというニュアンスになります。