abominable
abominableは、単に悪いということではなく、生理的な嫌悪感や道徳的な強い拒絶感を伴う忌まわしいというニュアンスを持つ非常に強い言葉です。単なる不快感を超えて、見るに堪えない、あるいは許しがたいという感情が込められています。
意味の使い分けとニュアンス
この単語には大きく分けて二つの方向性の意味があります。一つは、道徳的に許されない、邪悪であるという意味での忌まわしいです。戦争犯罪や残酷な行為など、人間としてあってはならない事象に対して使われます。もう一つは、質や状態が極めて悪い、あるいは耐え難いという意味でのひどいです。例えば、天候が最悪である場合や、振る舞いが非常に不作法である場合に使用されます。
道徳的な拒絶: abominable crime(忌まわしい犯罪)
質の低さや不快感: abominable weather(ひどい天気)
類義語との比較terribleやawfulもひどいと訳されますが、abominableはそれらよりもさらに強烈な嫌悪感や、道徳的な正義に反するという感覚が含まれます。terribleが単に状況の悪さを強調するのに対し、abominableはそんなことはあってはならないという価値判断が強く働いています。
また、detestable(憎むべき)に近い意味を持ちますが、abominableの方がより感情的な衝撃や、生理的な拒絶反応(鳥肌が立つような感覚)を伴う傾向があります。
文法的な注意点
形容詞として名詞を修飾したり、補語として状態を説明したりします。非常に強い言葉であるため、日常的な軽い不満(例えば、食事が少し口に合わないなど)に使うと大げさすぎると捉えられるため、使用する文脈には注意が必要です。
意味
道徳的に間違っているか邪悪であるため、憎しみや嫌悪感、または極端な不快感を抱かせる様子
The dictator was responsible for abominable crimes against humanity.
その独裁者は、人道に対する忌まわしい犯罪の責任があった。
極めて不快であるか、質が非常に悪い状態
The weather during our vacation was absolutely abominable.
休暇中の天気は本当にひどかった。