bodily
/ˈbɒdɪli/
身体の「bodily」は、体や身体そのものに関する事柄を表す形容詞、または肉体的に、全体的にといった意味を持つ副詞として使われます。特に「bodily harm(身体的危害)」のように、体への直接的な影響や、肉体的な側面を強調する文脈で頻繁に登場するのが特徴です。
意味
体そのもの、または身体全体に関すること。肉体の。
肉体的な形や物質的な実体を持つこと。物理的な。
肉体的に、身体的に。実体として存在する形で。
全身または全体に関すること。全面的に、完全に。
例文
The suspect inflicted bodily harm upon the victim during the assault.
容疑者は暴行中に被害者に身体的危害を加えました。
Despite her old age, she still retains full bodily autonomy and makes her own decisions.
高齢にもかかわらず、彼女はまだ身体の完全な自主性を保ち、自分で意思決定をしています。
The illness caused him severe bodily discomfort, making it hard to move.
その病気は彼に深刻な肉体的な不快感をもたらし、動くことを困難にしました。
関連語
リーディング
「bodily」:身体性、その真髄に迫る 皆さん、「bodily」という言葉、どんなイメージをお持ちでしょうか?おそらく「身体の」「肉体的な」といった訳が真っ先に浮かぶことと思います。この単語は、まさに私たちの「body」に直接関わる事柄を表現する際に非常に便利なのですが、その使い方は単なる「physical」とは一味違う深みを持っているのです。 まず、「bodily」は形容詞として「体そのものに関する」という意味で使われます。例えば、「bodily functions(身体機能)」や「bodily fluids(体液)」といった表現で、私たちの生理的な側面を客観的に指し示す際に用いられます。特に「bodily harm」というフレーズは、法律や医療の文脈で「身体的危害」を意味し、直接的な暴力や怪我を指す場合によく耳にしますね。これは単に「physical harm」と言うよりも、より「身体そのものへの侵食」というニュアンスを強く感じさせます。 また、もう一つの形容詞としての使い方では、「肉体的な形を持つ、物質的な」という意味合いもあります。これは、魂や精神といった非物質的なものと対比して、具体的な「体」を持った存在を強調する際に使われます。 そして、「bodily」は副詞としても活躍します。「肉体的に、身体的に」という意味では、「He appeared bodily before the court.(彼は肉体的に法廷に出廷した)」のように、実際にその人がそこに存在することを強調します。さらに、「全体的に、完全に」という、やや抽象的な意味合いで使われることもあります。これは、あるものが全体として、あるいは完全に何かである、という状況を描写する際に使われることがあります。 このように「bodily」は、私たちの身体の具体的な機能から、存在のあり方、さらには全体性といった幅広い概念をカバーする多面的な単語なのです。単に「physical」で済ませてしまいがちな場面でも、あえて「bodily」を使うことで、より身体そのものへの焦点や、本質的な肉体性を強調するニュアンスを表現できることを知っておくと、英語表現の幅がぐっと広がるのではないでしょうか。ぜひ、例文を通してその使い分けの妙を感じ取ってみてくださいね。
語源
「bodily」は、古英語の「bodiglic」に由来し、「body(体)」という名詞に形容詞・副詞を作る接尾辞「-ly」が付いた形です。もともとは「体に関する」という直接的な意味合いでしたが、時間の経過とともに「肉体的に」「全体的に」といった副次的な意味も獲得していきました。この単語は、英語の語彙形成における基本的なルールの一つを示していると言えます。