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court

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/kɔːt/

コート

裁判所、宮廷

court」は、名詞としては「裁判所」「中庭」「(スポーツの)コート」といった物理的な場所や機関を指し、動詞としては「求める」「引き起こす」といった意味で使われる多義語です。特に「裁判所」や「法廷」としての使い方は、ニュースなどで頻繁に登場するため、文脈を理解することが重要になります。

意味

noun

法廷、宮廷、コート(競技場)

verb

求愛する、誘う

例文

The Supreme Court's decision today could significantly impact future environmental policies.

今日の最高裁判所の判決は、今後の環境政策に大きな影響を与える可能性があるね。

Major tech companies are actively courting top engineering talent with attractive salary packages.

大手テクノロジー企業は、魅力的な給与パッケージで最高の技術系人材を引き入れようと積極的に働きかけているよ。

He openly courted controversy with his provocative statements during the press conference.

彼は記者会見で挑発的な発言をし、公然と論争を招いた。

文化的背景

「court」は、単に「競技場」や「中庭」といった物理的な空間だけでなく、「王室」(royal court)や「法廷」(court of law)といった、社会の権力や規範の中心を象徴する重要な意味を持ちます。英語圏では、歴史的に王宮が政治や文化の中心であった背景があり、そのニュアンスが言葉にも色濃く残っています。また、動詞の「court」には、「求愛する」や「(危険などを)招く」といった、人間関係や社会的な相互作用におけるデリケートなニュアンスが含まれている点も理解すると、より深く英語表現を読み解けるでしょう。

リーディング

court」の多面的な魅力:言葉の奥深さを探る 皆さんは「court」という単語を聞いて、何を思い浮かべますか?テニスやバスケットボールの「コート」、あるいは時代劇に出てくる「王宮」、はたまた「裁判所」でしょうか。実はこの「court」、非常に多くの顔を持つ、英語の中でも特に奥深い単語の一つなのです。 その語源をたどると、古代ラテン語の「cohors」に行き着きます。これは「囲まれた場所」や「部隊」といった意味を持ち、やがて古フランス語の「cort」を経て英語に入ってきました。元々は文字通り「囲まれた空間」を指していましたが、そこから貴族の邸宅、すなわち「宮廷」という意味が派生しました。王や貴族が集まる場所として、自然と「王宮」や「法廷」といった、権力や社会の中心を担う場所を指すようになったのです。 さらに面白いのは、動詞としての「court」の使われ方です。「to court someone」と言えば「求愛する」や「歓心を得ようと努力する」という意味になりますが、これも元をたどれば、王宮で王族や有力者の好意を得ようと振る舞う行為から来ていると言われています。そして現代では、「court disaster(破滅を招く)」や「court controversy(論争を引き起こす)」のように、リスクを冒して特定の(しばしば望ましくない)結果を招く、という意味でも使われるようになりました。 このように、「court」はただ一つの意味を持つのではなく、文脈によってその表情を大きく変えます。名詞としては「囲まれた場所」「スポーツコート」「中庭」「裁判所」「王宮」と多岐にわたり、動詞としては「求愛する」「歓心を得る」「招く」と、こちらも多様なニュアンスを持っています。 日本語の「コート」という言葉は、主にスポーツのコートやアウターを指すことが多く、英語の「court」が持つ「裁判所」や「王宮」といった重厚な意味合いまで含むことは稀です。だからこそ、私たちは英語の「court」に触れるたびに、それがどのような文脈で使われているのかを注意深く見極める必要がありますね。 一つの単語がこれほど多様な意味を持ち、歴史や文化、社会の変遷を映し出していることに、言葉の奥深さを感じずにはいられません。ぜひ皆さんも、次に「court」という単語に出会った時は、その多面的な顔に思いを馳せてみてください。きっと、英語学習がもっと楽しくなるはずですよ。

語源

court」はラテン語の「cohors」(囲われた場所、部隊)に由来し、古フランス語の「cort」を経て英語に入りました。元々は「囲まれた場所」や「貴族の邸宅」を意味し、そこから「王宮」「法廷」といった意味に発展しました。人々の歓心を得ようとする動詞の「to court」も、王宮で王族の機嫌を取ろうとする行為に由来するとされています。