pyoderma
膿皮症
名詞
pyodermaは、皮膚の深い層まで及ぶ細菌感染症によって、膿(うみ)が溜まった状態を指す医学用語です。一般的に、ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌が原因で発生し、水疱や膿疱、あるいは潰瘍のような病変として現れます。臨床的な文脈で用いられる非常に専門的な用語であり、日常会話で使われることはほとんどありません。
診断上の特徴と分類
この用語は、膿の形成という共通点を持つ広範な皮膚疾患を包括しています。例えば、浅い層の感染である伝染性膿痂症(とびひ)から、より深い層に及ぶ蜂窩織炎までが含まれます。医師が診断書やカルテに記載する際は、単に皮膚の炎症がある状態ではなく、細菌による化膿性のプロセスが起きていることを明確にするためにpyodermaという言葉を選択します。
類似用語との使い分けdermatitis(皮膚炎)との違いに注意が必要です。dermatitisは炎症全般を指し、アレルギーや刺激による赤みや痒みが主症状であることが多いのに対し、pyodermaは必ず化膿(膿の形成)を伴う細菌感染に限定されます。また、cellulitis(蜂窩織炎)はpyodermaの一種と言えますが、より深部の組織に炎症が広がっている状態を具体的に指す場合に使い分けられます。
意味
関連語
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